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自分だけの基地『釣り専用ガレージ』/ 愛媛県 リバーチャーさん|楽釣趣好 vol.1

2023.08.05

自分だけの基地『釣り専用ガレージ』/ 愛媛県 リバーチャーさん|楽釣趣好 vol.1

釣り専用のスペースを持つことは釣り人にとっての憧れではないでしょうか? 今回お伺いしたのは愛媛県にお住まいのリバーチャーさん宅「釣りガレージ」です。元々はクロス張りのお仕事をされていた叔父さんの作業場だったそうですが、そこを譲り受けて釣りガレージとして活用しているそうです。 釣りガレージの全貌 奥に置かれた棚は機能的に整頓されていて、リールを保管する棚があったり、その下の棚には仕掛け類・ジグなどが収納され、魚種・釣り方ごとに引き出しで整理されていたりします。リバーチャーさんは特にプラグ・ルアーを使用した釣りがお好きだそうで、ルアーの保管場所が至る所にあります。 [caption id="attachment_1371" align="aligncenter" width="1080"] リールは最近、自己メンテナンスのしやすさからベイトリールに偏っているそう。[/caption] 釣竿は専用の棚に保管されています。一段目・二段目・三段目と用途に沿った形で仕分けられており、一番下の棚には竿袋が保管されていますので、釣りに行くときにはそこから竿と竿袋を取って、パッとスムーズに準備することができるそうです。 気になるアイテムを発見 [caption id="attachment_1381" align="aligncenter" width="2560"] tailwalk HANGING MESH RACK(ハンギングメッシュラック)[/caption] ーーこれ何ですか?(リバーチャーさん以下R) R:これはルアーを釣り場とかで洗った後、この中に入れて乾かすやつですね。そのまま、パッとかけておけるっていう。 ーーフックとか絡まないんですか? R:目が細かいですし、網が二重になってるんで絡まないんですよ。アウトドア用でもこういうのあったんですけど、網目がでかいんですよー。これはリールも入れれますし、おすすめですよ。 自分だけの時間を過ごせる”秘密基地” このソファーから届く範囲に必要なものが全て収納されています。要するに、ここに座って自分の時間を過ごしながら、大変な準備を効率良く行えるというわけ。お香を焚いてみたり、動画を流し見しながらルアーのフック交換してみたり…まさに夢のスペース! [caption id="attachment_1375" align="aligncenter" width="1080"] シーバスやチヌなど、ソルトウォーターフィッシングに必要なルアーがたくさん。[/caption] [caption id="attachment_1412" align="aligncenter" width="2560"] 筆者もそうですが、特殊なシチュエーションで使うルアーは専用ボックスに入れて保管している方が便利。お互い、そうだったので話が盛り上がりました。[/caption] ルアーは用途・種類ごとにBOX分けされています。BOXはMEIHO3010サイズをメインに収納されていて、最終的に持ち出し用のラック(後、写真あり)にちょうどよく収まるようになっています。 お気に入りのライフジャケット ライフジャケットはサブロック「V-ONE VEST」 たくさんのモジュールでカスタムできる点が気に入っているそう。 [caption id="attachment_1398" align="aligncenter" width="2560"] 糸切るためのペンチはこちらに[/caption] [caption id="attachment_1399" align="aligncenter" width="2560"] フィッシングプライヤーとしてはこちらを使用します。[/caption] [caption id="attachment_1401" align="aligncenter" width="1080"] その他、フックリムーバーやロッドホルダー、携帯電話や貴重品入れなどが機能的な位置にくるようカスタムされています。[/caption] こだわりの釣り車 釣りガレージで準備した釣具は、透明の衣装ケースに積められて、ライフジャケットとランディングネットと共にガレージの外へ。隣に駐車したFJクルーザーの車内に運び込みます。 [caption id="attachment_1374" align="aligncenter" width="2560"] 愛車のFJクルーザー。源流から磯まで、過酷な釣り道中を共にするリバーチャーさんの頼もしい相棒。[/caption] [caption id="attachment_1369" align="aligncenter" width="1080"] 全工程がシステム化されたリバーチャーさんの釣り準備。最後に釣具洗浄用の噴霧器を積めば明日の準備は完了です。[/caption] 最後に、 ーーこんな素敵なガレージを持てた理由は? R:アパートの時は僕もちょっとのスペースでやってたんですけど、家新しく建てる時に嫁さんとも相談して、「ここだけは好きに使わせてくれ」って交渉して、その代わり家には釣具を持ち入れない契約をして…って感じですね。 [caption id="attachment_1462" align="aligncenter" width="1080"] 用途ごとの靴置き場、ウェーダーを干す場所などなど。時々釣りの準備をしながら寝てしまう時用の寝袋まで。笑[/caption] ーー家族を持ちながら釣りを楽しむ秘訣を教えてください R:僕なんかはあれっすね、嫁さんのお母さんを味方につけましたね。釣った魚とか、僕さばくん好きなんでさばいて、料理して、向こうの実家行って、しゃぶしゃぶしたりとかして…そうすると向こうのお義母さんが「釣りに行かせておやり」と。笑 R:あ、趣味も削りましたね。スノーボードとか行ってたんですけど、釣り一本にして。んー、あとは今子どもがちっさいんで、夜は行かなくなりましたし… R:釣り行く時は子どものことを最大限にやって、家のことも全部やって、「もういいでしょ?」って、釣りに行く感じですかね。あ、でも最近嫁にそれがバレてきて。笑 「これだけしとったらいいと思って、いっつも行っきょろ?」って言われて。 ーーアハハ R:で、嫁さんに魚持って帰ってやろうって時に限って釣れない。持ち帰んなくていいって時の方が確実に釣れます。笑  コラム『楽釣趣好』について   釣探がお届けするコラム『楽釣趣好』では、みなさまのこだわりを募集しています。釣具・釣りスタイル・釣り車・釣り部屋・収納方法などなど、紹介させていただきます。 あなたの”すき”をもっと!   『楽釣趣好』記事一覧はこちら←
メカニックの意地|愛媛リールメンテナンスサービス

2023.07.23

メカニックの意地|愛媛リールメンテナンスサービス

おおかたの魚釣りに必要な道具といえば、”リール”。ひとくちにリールといっても、スピニングリールからベイトリール、レバーブレーキのついたリールから、カウンターやモーターのついた電動リールなど、その種類は多岐にわたります。その上、番手大きさや年式、さらにはそれらが各社から発売されていることを考えると途方もなく奥深い”リール”の世界。今回はそんなリールをメンテナンスするお仕事をされている、「愛媛リールメンテナンスサービス」メカニックの門田啓介さんにお話を伺いました。 リールメンテナンスって何? (門田啓介さん以下敬称略) ーーリールって、やっぱ定期的にメンテナンスとか、オーバーホールとかっていうのはした方がいいんですか? 門田:そうですね、淡水やったら砂噛んだりとか、海水やったらどうしても使えば使うほど塩分がたまって不具合が出てくるんで、定期的にやれるのが一番いいかな。って思ってますね。 ーー自分が違和感を感じたときとかに、依頼すればいいのでしょうか? 門田:基本的には人によって使用頻度も結構違うんで、一概にどれぐらいっていうのは難しいんですけど…おすすめは1年に1回ぐらいがいいかなって感じですね。機械物なんで、どうしても不具合が出たり壊れたり、突拍子もなく何かトラブルが起きたりっていうのがあるんで、それを防ぐためにも定期的なオーバーホールというかメンテナンスみたいなものがやっぱ必要かなとは思いますね。 ーー修理に関して、例えばどういう修理が多いのでしょうか? 門田:そうですね…修理に関しては、使用の違和感とかっていうのが一番多いですね。やけん、もうあとは、完全にどっか動かんとか。クラッチ切れないとかっていうところですね。オーバーホールがやっぱり主ではありますけど…古い機種で、どうしても直したいっていう依頼とかは多いですかね。 依頼主の思い ーー直して使いたいって依頼されるんですね 門田:まあ、どこまで直せるかみたいな話になったら、現行品なら部品があればどうにかなるっすね。ただ、古いものに関しては、部品がなかったりとかしたら、流用するか、できるだけいろんなものをストックしとって、それを使って、どうにか使えるようにするって感じですね。 ーー流用っていうのは、他のものを取り寄せて? 門田:似通った使える部品を加工するときもあるし、その、バネとかに関しては、ある程度の規格があるんで、それを探してきて長さを合わすとか。部品がなくなればどうしてもちょっと難しいんですけど、もう、どうにかこうにかして直すみたいなことが多いっすね。 ーー依頼中、部品を探してくれたりとか、結構してますよね。 門田:はい。とかまあ、ニコイチにしたりとか。ハハ ーーニコイチというのは、2つを合わせて完璧な一台にする。みたいなことですか? 門田:そうですね。いいとこ取りしてどうにか使えるようにしてほしいっていうのは、たまにありますね。 門田:あと、お客さんの中には、一時期釣りしてなくて、また始めたいみたいな人もいて。これなんかそうですけど、昔のすごい古いエアリティですね、初期の。また釣り始めたけん、もっかい使いたいみたいな。一応、不具合は今のところないけど、なるべく綺麗にオーバーホールしてもう一回使いたいって感じですね。 門田:旧ダイワロゴなんで、多分20年ぐらい前のものじゃなかったかな。まあ、めちゃくちゃ綺麗には残っとんですけど、なんかやっぱ当時の思い出があるじゃないすか。全然今の安いリールのほうが使いやすいんすけど、これをとりあえずまだ使いたい、みたいな。ですね。 ーーこれも当然部品はないですよね。 門田:これはないっすね。やけんもう、ベアリング類を一新して、今んとこ不具合ないんで、とりあえず、なるべくオーバーホールしてやってっていう感じですね。これぐらいの年式やったら古いの転がってたりもするんで、それを安く手に入れて部品だけ取ったりとかっていうのもしますね。 ーーなんか車屋さんに似てますね。 門田:あーそうですね。車修理とか、確かに似てますね。 メンテナンス作業ってどんなもの? ーー1台に関する作業量、流れみたいなのを簡単に聞いてもいいですか 門田:流れ、そうですね。まず物が届くじゃないですか、で、とりあえず今現状で動かしてみたりとかして、どこがどんな感じかって。機関とか、その動作はどうかとか、ベール、ラインローラー回っとるかとか、これってベール下がりしとるかどうかとか、ていうのを見て、何となく”山だて”してバラす、みたいな。 門田:それはまあ、不具合がなかったらなんですけど。不具合があったらそこら辺を重点的に見ていくんですよね。まず動作の確認とか、外観からできることをしてみて、バラしていくときは、そのパーツが正常かどうかとか、その過程でベアリングがきっちり良い状態かどうかっていうのを見てますね。 [caption id="attachment_1265" align="aligncenter" width="2560"] ベアリングのストック[/caption] 門田:で、分解終わって。まあベアリングはもちろん、悪いもの全部一旦交換するんですけど。そこで必要な部品があればピックアップ。もしくは要らなかったらもうそのままで、グリス・オイルで組んでいって… 門田:最終やっぱり仕上がり具合があるじゃないすか。結構、消去法なんすよね。結局どこが何か悪いってなったら、とりあえず悪いところ変えて、ベアリングをひと通り替えて組んでいって最後「でもやっぱり駄目」ってなったら、じゃあギアかなとか。最終組んで回してみんとわからんのですけど、でもそれをなるべくパーツ単位で見ていって、不具合がないかを確認していくみたいな。 門田:もう本当、消去法っすよね。で、もうここまでして、悪いとこないんで、ギア替えましょうとかっていうのは、その先はもう、見積もり出して、予算とかも確認してもらって問題なかったら、入れ替えるし…。それが一通り作業の流れって感じですね。 ーー今までの経験とか知識を持って、まず検討をつけるんですね。 門田:そうですね。何となく不具合がある場合は、何となく見立てをするというか、先に、多分ここが悪いだろうっていうところは重点的に見ていくみたいな感じですね。 ーーバラして一回洗浄するんですか? 門田:基本的にはやっぱ、古いオイルとかグリスを流してやったりしてまた新しいもの入れて…みたいな。グリスとか黒くなってたりするじゃないですか。あれってやっぱギアの磨耗で、鉄粉だったりゴミであったりとかっていう。結局、組み上げたときにそれが要因になって不具合が残ったらもうどこが悪いかっていうのがわからんなる。基本的に全部綺麗な状態にして、新しいものを入れて組み直すっていう感じですね。 ーー鉄粉を取り除いたりするのに、やはり洗浄することが必要なんでしょうか? 門田:とりあえずそうですね、基本的に今のシマノのマイクロモジュールっていうのは、もうすごいちっちゃいゴミが1個噛んどるだけで、かなりその機関が悪くなる。なんで、洗浄は意外と大事っすかね。で、オイルやグリスを新しいもの綺麗なものに入れ替えて組んで、最後、最終どういうふうなところを変えていくかっていう見積もりを作るというか。 メカニックの意地 ーー全工程で、どれぐらい時間がかかりますか? 門田:そうですね。組み上がり方とか状態次第でだいぶ変わってくるんすけど大体1時間〜1時間半ぐらいは見てますね。余裕を持って。いい具合が出ないとかやと…きりがないんすけど、どこまで落とし込むかみたいなところもあって、最後の最後まで仕上げでうまくいかんかったら本当、半日ぐらい使うときもなくはないんですよ。 ーーなかなか納得がいかないこともあるんですね 門田:やっぱり何か悪い気がするとか、その日にもよるとは思うんですけども。やり直すことはやっぱちょこちょこあります。 ーーいっぱい修理してらっしゃる中でも、まだやっぱり何だろうコレ…みたいなのはあるんですか。 門田:まだまだ結構、今でも何て言うんすかね、新しい発見があるんで、年々グリスもいろいろ試しながら、やっぱこっちの方がいいかなとか、結構日々変わる。最終行き着く先が、まだなかなか決まらないというか。 門田:まあ、これって決めてしまったらそれでもいいんすけど、なんかこう、悩んだときにもっかい、じゃあやっぱりこっちでしようか?とかっていうので、ま、たまたまその…問題解決したりすることもあるんで、日々悩みながらやってるところはありますね。 ーーいろいろ試しながら、ベストなメンテナンスを探してらっしゃるんですね 門田:そうですね。結構、感覚的なものではあるじゃないですか。いろんなオイルとかグリスがあって、それらのスペック的なものってあるじゃないすか。 門田:それ見て判断してこれが良いけん使う、じゃなくて、結局組み上がって、自分が巻いて気持ちいいかどうか。みたいなのが結構判断基準になっとんで、なるべくそこを重視したい。ってところですね。 ーー新しい機種とか。各社それを出していくわけですよね。勉強されたりするんですか? 門田:そうですねやっぱ新しいものは、買えるときは1台はこれ買おうかとか、展開図確認したりだとか、日々してますね。まあ依頼があれば早いですけど。笑 門田:ひと通りやっぱりちょっと確認してみたりとか。自分で迷う機種は結構買ってますね。古い新しい関係なく。めちゃめちゃお金かかってます。ハハ。自分のリールばっかり増えて…笑 こだわりの工具 ーー工具も多いですよね。プラスマイナスだけでもだいぶ種類あるじゃないですか。 門田:そうですね、4種類5種類ぐらいあるっすかねー。そんないらないかもしれないですけど、古い機種とか新しい機種で結構違ったりとか、マイナスの幅であったりとか、細さとか、ていうのが意外と… ーーだから、工具を特注で作ってもらったりもしてるんですね。 [caption id="attachment_1263" align="aligncenter" width="2560"] 特注の特殊工具を発注することもあるそう[/caption] 門田:そうっすね、特殊工具は作ってくれるところがあるんで作ってもらったりとか。あとはあんまり工具の値段は気にしてないすかね。安いけん駄目みたいなこともないですし…意外と。ちょっとしたペンチとかも無駄に5、6種類あるんすけど、まだ今年も何回か買ってますしね。笑 ーーこれだけにしか使わんけど一応なくては困るんやみたいな、むちゃくちゃニッチな工具とかあります。 [caption id="attachment_1262" align="aligncenter" width="2560"] 白い筒のようなものがドラグを緩める専用工具[/caption] 門田:あー、むちゃくちゃニッチな工具かぁ。でも使用頻度めっちゃ少ないんとか言ったら、まあ、こんなんすよね、どっちかというと。 ーー何かこれ意外と地味な。 門田:何でしたっけ、シマノのステラのドラグを緩めて開けるためだけのすごい無駄な工具なんすけど。 ーーそれはシマノの製品の限られた番手の? そうです。今の大型機種に使うやつ。これが1個前かな?これも一緒です。 で、これがレバーブレーキ用のシマノの特殊工具。 ーーブレーキの機種が来たときだけ? そうすねシマノの一定の年式のやつが来た時だけっていう。笑 年に1回2回使うぐらいだけですね。 ーー特定の年式なんですね。 そうです。本当特定の年式っすね。もうちょうどこれなんですけど…これだけのため。 ーーその部分が取れるんですね。 そうです。これが取れないと下、全部バラせないんですよ。 ーーへえ。ただそれがないと先に進めないっていうことなんですね そうなんすよ。これだけ、の工具。笑 ばらすときは絶対要るっていう。受けるか受けんかっていうとこもあるんですけど。受けん方がいいっすね、元取れるんで。笑 ー TO BE CONTINUED プロフィール紹介 愛媛リールメンテナンスサービス 門田啓介 代表 / メカニック さまざまなリールのオーバーホール、メンテナンスを請け負うメカニック。依頼主の思いを尊重し、これからも長く大切に使ってもらえるよう、愛着あるリールで再び「心に残る瞬間」を提供出来るよう、一台一台丁寧な仕上がりを心がけ、日々研究を重ねながらリールと向き合っています。
新しい発見。「モノ創り」は冒険だ|Ridgeline

2023.07.15

新しい発見。「モノ創り」は冒険だ|Ridgeline

「コーヒー何にする?アイス?じゃあ俺もアイスにしようかな。パンナコッタも頼もうよ。」 そういうと、鞄からハンドメイドルアー「キョロキョロ140F」を取り出し、自身の偏愛について語り始める永井晋さん。取材を申し込むと「釣りの予定があるので…」ということも多い超現場主義なルアービルダーで、釣りへの熱い情熱を持ちながら、日々理想の”作品”を追い求める職人気質な一本気。今回は、そんな永井さん(RidgeLine代表)にモノ創りについてのお話を伺いました。 ルアー作りの醍醐味 ーールアーを作る上で一番熱くなる瞬間を教えてください。 (永井晋さん以下敬称略) 永井:できなかったことができるようになった瞬間よね。そのときにすごく熱くなるというか。作ったときに自分の思い描いてたアクションよりさらに良かった場合、予想外の動きが出た瞬間とかも嬉しいんだけど。普通だったらハンドメイドの教科書みたいなのがあったりして、そこの構造を真似すれば、その動きが出るわけじゃん。当然、素材によって同じような動きがでん場合はあるけどね。でも自分で考えたその重量配置と重量バランスですごく釣れそうなアクションが出たときっていうのは、当然嬉しいよね。 [caption id="attachment_741" align="aligncenter" width="1388"] ルアーと共に「あなたの旅(挑戦)に幸運を。一生忘れないような思い出を。」というメッセージが添えられています。[/caption] 永井:あとは、ずっと作ってたら、寸分狂わぬ削り出しもできるようになってくるんよ。人間の感覚ってすごいな。と思って。できなかったことが一つずつできるようになっていく。例えば、最近ギターをまた再開したんよね、昔弾けなかった曲や弾かなかった曲を1曲ずつ毎日やって、新しく2曲か3曲ぐらい何か弾けるようになったらいいなって弾いてるんだけど。それが弾けるようになったらすごく嬉しかったりとか… 自分が何かを覚えて成長していってるっていうのが、もの作りと繋がる同じような感覚かな。 [caption id="attachment_666" align="aligncenter" width="2560"] 筆者とカフェに来たときは、だいたいパンナコッタを頼んでいる永井さん。「俺、パンナコッタ好きなんだよね」と嬉しそうに笑うお茶目な一面に、ほっこり[/caption] ーー逆に、納得がいかなかったりとか何度もやり直してしまうみたいなこともあるんですか? 永井:そうそう。もう、うまくいかないことだらけよね。さっきも言ったギターのこともそうやけど、はじめは指が動かないじゃん。ルアーの削り出しも、はじめはうまくいかないし。素材をね、ウッドから発泡に変えたときも情報が当然ネットに出回ってなかったから、全部自分で試行錯誤しながら、攪拌率とか… ーー攪拌率? 永井:そう。液体を攪拌する回数とか、型にそれを流し込むタイミングとか温度とか、そういったのもすごく製品のばらつきに繋がってくるから、そんな試行錯誤なんか無茶苦茶あったから、失敗なんか言うたらもう山ほどあるよね。でも、どっかにやっぱり正解はあって、そこをちょっとずつ失敗を積み重ねながら正解に導いていく。そういう過程は絶対通る道よね、うん。でも、夢中になって好きでやってることだから、続けられるよね。 モノ創り デザインの工程 ーーデザインの工程を詳しく知りたいんですけど、新しいルアーを開発するにあたって、まずはどういうことから始めるんですか? 永井:逆算して考えていく感じ。アクションを思い浮かべて、自分でどういうものが欲しいかっていうのをイメージして作っていく。キョロキョロって実は最初あの形じゃなかった。飛距離も出てアクションも出て、暴れすぎず、食わせのアクションを流れによって生み出してもらえるようなもの…っていうイメージのもと、ちょっとずつ微調整していきながら、ああいうふうな形になっていったっていう感じかな。 永井:で、人の真似をするのがもう極端に嫌だから、同じものは作りたくないと。本当に世界中どこを探してもないシステムっていうのを作りたかったし、それとアクションを同居させるっていう、もう、すごい冒険みたいな話やけど 笑 でも自分の中でそういうイメージがすごいあって。とにかく世に出てないものを作りたいよね。 永井:基本的にリップをつけてしまうと同じ往復運動になってダウンに流した時にもバタバタ暴れすぎてしまう。この流れを絶妙に逃したいっていうふうになると基本的にリップレスになるんやけど、リップレスになってしまうとちょっとイメージと違ってくるんよね。で、シーバスでいうと、ほぼナイト寄りのルアーになっちゃうから… そこをリップ付きより暴れささずに、リップレスみたいに流れを逃しすぎるんじゃなくって、その中間ぐらいの何かこう…ベストなバランスのアクションが欲しい、もっとベイトフィッシュライクな物が欲しいと思って、ああいうルアーになったんよね。 ーー逆だと思ってました。まず形を決めて、そこから動きを近づけていくイメージがありました。けどそうじゃないんですね。 永井:そう。だからね、釣り経験っていうのがすごい大事やと思うんよ。何回も何回も同じ場所に行って、足りないものを見つけていく。っていうのがすごい大事で、自分がいろんな経験を経て、考えて、「あ、こういったものが無い」っていうものを作れて初めてオリジナルになると思ってるから、だからそこはすごい考えてる。 永井さんにとってマーケティングとは ーーマーケティングについての考え方を伺いたいです。 永井:市場をリサーチして作ったものじゃないから、あくまでその、自分が作りたいものを作ってそれを欲しいっていう人がいたから販売していったっていう形になるかな。どこにマーケティングが入るかっていうことで「商品」と「作品」は違うよね。先に市場をリサーチして商品開発したものっていうのは商品なんよね、完全に。で、とにかく自分の「偏愛の塊」をまず作って、後からそれをどう売っていくか、それが作品。 ーーツリ ツクル ミライでも言っておられましたね。 そうそう!ただ、作品と認めてくれるのはお客さんの判断によるものなんで、それが作品って言われるのは、お客さんが言うセリフであって自分のセリフではないから、偏愛物が作品になるかどうかっていうのはわからないけど、でも作品は偏愛の塊である必要があるし、そういうものだと思ってるってことかな。 ーーその場合、価格の付け方が難しくないですか? 永井:いや難しいよね。価格で迷ってた時、コアマン忘年会でね、永井晋の作ったルアーこれ何ぼにする?って話になって、で、8000円とかね。9000円とかって言ってたけど、ジョイクロ5000円でこれ9000円で出してて売れるかなと思ってて。自信がないときってすごい値段って下につけがちで、それは仕方ないと思うんだよね。でも自分の中で思い切ってつけた値段が、6500円で税込で7150円、もうこれでいいと。ハンドメイドだし。ただ、ありがちなハンドメイドで、手間がかかってるというだけの付加価値では売りたくなかったよね。 永井:今は発泡で作ってるけど、ウッドを手で削ってカービングして作った方がよっぽど手間もかかってるし。でもその値段でインジェクションより釣れないとか、同等っていうふうになってしまうと、それってどうなのかなっていうとこがあって…だからやっぱり自分的には実釣でもインジェクションにはできないことができる、インジェクションでは釣れないものが釣れると。 永井:ケースバイケースでインジェクションに負けるとこもあるけど、自分がこだわってるそのシチュエーションではインジェクションよりすごく釣れるし、キャッチ率が高い、フッキング率もすごく考えてフックの間隔も決めて作ってるからインジェクションにはない武器っていうのがある。だから、そこに対しての価格にしたかったよね、手間だけの問題じゃない。実釣能力もあって、手間もかかってて、どこにもないデザイン。ていうので、値段を出したっていう感じ。 ハンドメイドルアーに込めた”想い” ーー永井さんは、どういう釣り人に向けてルアーを作っているのですか? 永井:既存のルアーを使うことに飽きた人で、ちょっとした変化ぐらいではもうね… 冷めてしまったようなアングラーに使ってほしい。自分がそうなんで、自分がずっと何かそういうところで釣りが面白くなくなったっていうところがあって。やり続ければまだまだ発見するようなことあるんだろうけど… 何かもう簡単に結果が出るものをずっと、もう答えがわかってしまったことをずっとやってても面白くない。だから、なんだか答えがわからないものを、宿題を、自分自身に与えるんよね。 永井:そういう、試行錯誤の果てにできたルアーをユーザーさんに渡した方が面白いかなと思って。意図を見つけてもらうのが、すごい自分の中で楽しみだったりもするから、あんまり使い方をあーだこうだと話してないはずなんよ。発見してほしいなと思って。 ーー使った人に新しい発見をもたらすような、ルアーを作っているのですね。 永井:結果そうなればいいなっていうだけの話やね。うん。自分で意図的にはしてない。でも、使った人が新しい発見をして、それを知らない人に伝えていってくれる口コミみたいなものがベースにあったら、すごく良いかな。既存のルアーでの釣り方を知ってる人が、新しいルアーとか、ちょっと思考を変えたものを求めてるなっていうのを何となく感じてて、そういう人がやっぱり使ってくれて、あのシチュエーションで、もう抜群に効くんですよとかっていう話が来るとやっぱこっちも嬉しいし。 ブランド立ち上げの経緯 ーー永井さんはどういった経緯でブランドを立ち上げたんですか? 永井:最初はサラリーマンをしながら、まずハンドメイドを始めたんよね。サラリーマン時代のときは営業の仕事がすごい多くて、人が作ったものをずっと販売していってたわけよね。それで、本当にいい商品もあれば、こんなん別に必要ないのになっていう商品も中にはあったりするわけで。 ーーなるほど、そうだったんですね。 永井:そうそう。その中でどういうお客さんが何を買うかとかって、サラリーマンしてた時代はすごいそれを学べた。そこで成績もトップになったり、燃え尽き症候群になったりして。もうずっと続かないなって、一生このサイクルをずっと続けるのはもう嫌だと思ったんよね。で、本当に自分がやりたいことって本当にこれなのか、と考えると絶対NOなわけなんよね。 永井:だから、自分でやりたいことをやり続けようと。自分に正直になるいうことが自分のモットーだから。それに本気で向き合うことによって、本当に何か歯車が変わったように人生が変わったよね。新しい出会い、ツララのオガケンさんとの出会いがあったり、フィンチのゲンキマンが使ってくれてマーレーコッドとか釣ってくれたから違う世間と繋がれたり。シーバス界隈ではコアマンさんにもお世話になったし、自分なりに発信もしてたから、そんなこんなで知ってる人はどんどん広がって… こういうの何て言うんだろう。自分が普通にサラリーマンしてたら絶対こういうことはなかっただろうなっていうことが、自分に正直に向き合ってチャレンジしたことによって、そういう方向に向かっていったよね。 [su_row] [su_column size="1/2" center="no" class=""][/su_column] [su_column size="1/2" center="no" class=""][/su_column] [/su_row] 永井:ブランドを立ち上げるときは山先くんと一緒に歩んできた。バリクラフトの山先くんと、テスターをずっとしてても結局先が見えないというか、ステータス目的のような路線に夢もなくて、なんかやる気がすごくなくなって、じゃあ、せっかくだったらルアーを作ろうって。山ちゃんとルアー作ることによって、人と違うようなことをすることで、何か違う道が開けていくんじゃないかって夢中になってやりだしたのが、最終的に起業に繋がったっていうわけで。山ちゃんがいたからここまで頑張ってこれた。二人で切磋琢磨してやってきたよね。山ちゃんがいなかったら、絶対ここまでやれてないと思う。 ー TO BE CONTINUED   プロフィール紹介 永井 晋 Ridgeline代表 愛媛県在住。キョロキョロ140Fをはじめとする、ハンドメイドルアービルダー兼ルアーブランド「Ridgeline」代表。あらゆるターゲットを狙い続けたその経験から自己流のモノづくりを展開。 本人曰く、世の中の常識を疑う天邪鬼な職人であると同時に、自然の摂理を元に自己成長に拘る一本気な釣り人。現在の主なターゲットはアカメ・シーバス
水の中を映す|SEABASS LURE LAB.

2023.07.15

水の中を映す|SEABASS LURE LAB.

AM6:30 小雨の降り止まない5月の早朝、指定された海沿いのとある場所にやってきた私の目に飛び込んできたのは、時折笑い声を交えながらも、黙々と撮影を進める彼らの姿でした。 現在、数多の「釣り系YouTuber」が活躍する中、水中ルアー動画を軸にしたエンターテインメントを手がける二人組、シーバスルアーラボ。 彼らの手掛けるコンテンツのうち、今回は「ルアーの水中動画」の制作について、詳しくお話を伺いました。 水中ルアー動画の魅力 シーバスルアーラボが考える「水中動画」の魅力 ーーずばり、水中ルアー動画の魅力について語ってください ウィル 情報量は全然違うね。 撮りよっても、「あ、こんな動きすると思ってなかった」 みたいなことあるよね。 K Y ある ウィル 例えば何かある?笑 K Y ハハハ ウィル その場でプレビューしてみたら 思ったより頭上がっとんやとか下がっとんやとか… 思ったより水平やった…とかは全然あるよね。 K Y 上から見た時、深さに対する見え方ってあんま分かりにくいねぇ… あとその、ジャークしたときに、横に飛びよんか斜めなんか。 上下?の動きとかって、上から見るだけじゃわかりにくくて。 [caption id="attachment_444" align="aligncenter" width="1024"] 光の屈折により、上から見て分からないことも多いのがルアーの泳ぐ姿。水中を覗きながら丁寧にリハーサルを繰り返します。[/caption] ウィル あとは何、その… ジャークで言ったら、 動きはわかるけど動きの中で若干ロールが入って横っツラ見せとる。とか。 そこまでは多分…上からじゃ判断できんね。… それが水中から見たらわかるんよ。 「あっ!ここでフラッシング効くんや」とかね。 K Y そうやね。 ウィル だって、光が飛んでいく方向ってもう決まっとるけんさ。 俺らが見よる方向に光が来てなくても、横から見たら光っとる可能性あるやん。 上から見たんと全然違うよね。 K Y うん。情報量は全然違う。 水中ルアー動画の存在意義 ーー魚を釣る際に、水中から見たルアーの動きって大切ですか? ウィル ぶっちゃけ言っていい? 自分の持論。 おれ、人間からどう見えるかは、釣る上であんまり関係ない気がした。 ただ、人がルアーを買う上では参考になると思う。 でもそれが魚を釣れる動きなんかどうかは… 波動とか、そのときの状況によって全然違うやん。 [caption id="attachment_437" align="aligncenter" width="1024"] シーバスルアーラボ YouTube「スイム動画」より[/caption] ウィル なんか、例えばブローウィンがめっちゃ釣れるって言っても、全然タイミング合ってないところで投げたら釣れんし。カゲロウでも何でも。 それと一緒で、魚にその動きがダイレクトに効いとんかどうかは、ちょっと微妙かなと思うよね。 自分で適材適所でルアーを入れていくための、ただの参考? 魚のためというよりか人のためよね。どっちかと言えば。 K Y そうやね… 100%魚に何が効くかって、ぶっちゃけ分からんやん? やけん、これまで自分がどういうので釣れたかっていうところから、ロールが好きとか、ジャーキングの成功体験があるんやったらジャーキングの方が釣れるね。みたいな。 そこから動画見て、自分の好きな動きに近い!みたいな感想持ったりするかなって。 「ルアーのありのままの姿」を動画に ーーある程度視聴者に見方を任せてるっていうスタンスですか。 K Y そのまま伝えるみたいな感じ?ありのままを見て、好きやったら好きでいいし。 ウィル 映像見ていいと思ったら買えばいいし、別に俺ら買ってくださいっていうスタンスじゃないけん。 K Y どうでもいいよね、俺らも消費者やけん。 ウィル ルアー買ってもらったところで俺らは別に儲けは無いけんね。 K Y そう、どうでもいいっちゃどうでもいいね、そこは。 動画を撮影する過程で いち消費者という目線での動画撮影 ーー自分たちで、テーマとか設定しておいて、撮影に臨む。ていう感じですか K Y ある程度の情報は持っとるけど… 実際撮ってみてどう動いとるかっていうので、結局編集するときにこれは…こうやな…みたいな。 でテロップ入れたりしよる。 ウィル そう、こういう時に使っていけばいいですよね、みたいな。 K Y やけん、あくまでも、僕らのこれまでの釣り体験をベースに、こういうとこで効きそうとか。 メーカーが謳ってることも別に入れるけど。 [caption id="attachment_443" align="aligncenter" width="1024"] あくまでもユーザー目線で[/caption] ウィル そんな別にメーカーが言ってないことを言よったりもするもんな俺らが。 K Y そう。 ウィル だから時々あるやん、なんか。メーカーはこうやってパッケージに書いとるけど、いや、実際そうじゃないよね。みたいな。 使いよったらあるやんそういうのって。そういうところを、本当にプロでもないメーカーとのしがらみもないっていうユーザー目線で… もうホント消費者、いち消費者の感想みたいな感じよね。 K Y そうそうそう、でもレビューとかってそういうもんやし… まあ、ある程度そこまでカドが立つような言い方せんけど… ぶっちゃけあんま飛ばないですとか。 そこは言うんかな。 ウィル 正直な感想を、まあ言い方を考えはしても、正直に伝えるっていうのがモットーよね。 撮影作業の大変なところ ーールアーを映す時って、今日も見てましたけど、それだけで大変な作業ですよね ウィル もうだいぶ慣れたけど最初は大変やったねぇ。 トラブルはあったね。 K Y あー、落ちるとか。その機材が今のとこに収束するまでの、ふふ ウィル 落水とか、機材の落水、人間の落水 [caption id="attachment_438" align="aligncenter" width="1024"] ルアーを操作するウィルさんは、この狭い足場で後ろ向きに移動したりする。[/caption] K Y あははは ウィル あとは、いざ取るぞってなって、機材トラブル。 見てみたら、Wi-⁠Fi飛ばすケーブルが切れとったとかね。 K Y SDが反応せんとか 何かエラーで撮影できんとか。 ウィル 撮影用の棒が、塩で錆びとって K Y いきなりポッキリ折れるとか… ウィル 干満の影響が一番でかいよね。いつでも取れるわけじゃないけん。 1回アクシデントが起きたら、もうその日はもうほぼ復旧無理よね。 K Y 到着して、波バッチャンバッチャンで… もう無理です!みたいなのがシーズンによっては何週も続いたりするけん。 [caption id="attachment_445" align="aligncenter" width="1024"] 当日は雨模様でしたが、彼らにとって問題ではありません[/caption] ウィル それで誇れるのは、スタートしてもうすぐ丸2年経つけど、あげますって決めとる曜日を一切穴開けたことないよね。 それだけはマジでちょっと誇らしいよね。ハハハ K Y それだけは分かって欲しい 笑 動画を撮影する際のこだわり 作り手の意思とユーザー目線 ーー撮影する際にこだわりはありますか K Y こだわりか… ウィル スピードに関しては常に一定じゃなくて、そのルアーに合っとるなと思うスピードで動かすっていうのは心がけてるよね。 K Y そうやね。うん。 あとはまあ一応メーカーが出しとるのは、試すよね。 ウィル 基本的にメーカーが謳っとる使い方は試すね。 K Y やっぱ作り手の意思があるわけやけん、一旦そこは映すと。 その上でも例えば ジャークの良さを謳ってはないけど、やってみたらめっちゃいいとかやったら、もうそれは載せるし。 早巻きで破綻するとかやったら、それも載せるし。 光と画角 K Y あとカメラ関係でいうと、やっぱ光? …なんかできればあんまりピーカンというかさ、ギンギンに照っとったりするとさ ウィル 飛ぶんよ K Y そう!色が飛んで… やけん、できれば”若干ローライト曇り”ぐらいがベスト。 そっちの方が見やすいし。 K Y あとは… 案外苦労するんが、撮るときに水平保つっていうことかな。 ウィル あ、あれ。やっぱ意識しとん? K Y しとる。 [caption id="attachment_439" align="aligncenter" width="1024"] お互いが良い画角を意識して息を合わせる、繊細な作業[/caption] K Y 実際撮って、なんか案外泳ぎが水平やな。 と思っても、実際ズレとって ウィル あー、画角がね! K Y そう。 カメラの角度がズレとることによって、若干水平っぽく見えるみたいな。 ウィル なるほどね! 俺そこは多分気づいてなかったわー [caption id="attachment_984" align="aligncenter" width="2560"] それぞれのこだわりが光ります[/caption] K Y やけん、そこが結構ストレスというかさぁ。 これ水平?って、なんかコメントを書かれとったりするけど… ちゃんとこれ水平に撮れとんかな…?みたいな。 ウィル 俺、水平で撮れとるもんやと思ってたからさ… 恵まれとるわぁ K Y うん、結構ムズイ。そこが。 それぞれの撮影技術とこだわり ウィル 俺はねえ… K Yのカメラワークを信じてやっとる中で、ゴープロの画角がこのぐらいの角度あるっていうのは大体わかっとるけん、そこに外れてないか気をつけとるぐらい。 K Y こっちもできるだけ寄りたいっちゃ寄りたい。 綺麗に撮りたいっていう意味で。 やっぱ引いて撮ったときに、後からクロップしたら若干ガビる部分もあるし、できれば寄りたいけど、その優先順位としてどれを取るかみたいなのがあるというか。 画角を取るか、綺麗に撮れるっていう方とるか… それは、ちょっと時と場合による。 [caption id="attachment_440" align="aligncenter" width="1024"] 細かく調整を繰り返しながら撮影を進める二人[/caption] ウィル 8Kで回せたらね。もうちょっと広がるんやけどね。 K Y あと、ローライトな分、カメラの性質上、やっぱり光がある方がISO低く撮れて、鮮明に解像度高く映る。 けど、光飛ばんようにっていうローライトを若干意識してやっとる分には、そのままの画角でいった方が綺麗。 やけん、そのままで出したいがゆえに近くに寄り過ぎるとちょっとのズレで、画角からルアーが飛び出て、どっちをとるか… みたいな。 ウィル やっぱり、技術が向上しとるよね。ハハ。 最初の方はモニタリングもできん状態やったけんね。 そこで「あ、こんな機材があるんや」って調べて、で今手元で画面見ながら水中撮れるようになって、それでも「ちょっとゴメンもう1回」 っていうのが何回もある中で、今日に至ってはほぼワンテイクやったけん。 [caption id="attachment_987" align="aligncenter" width="2560"] 事前にルアーの動きを確認する二人[/caption] K Y あとは棒の太さとかね。 最初もう、頑丈なこんな鉄の棒とかでやって。ワハハ。 水の抵抗ヤバすぎてゴボボボボみたいな。 そしたら、泡もヤバいし、音もすごいし。 ウィル 早く巻くのについていけれんし K Y で今は ウィル 園芸用のあれやっけ? K Y そうそう ウィル で、元々はどっちがどっちやっても撮れるように、スイッチしてもできるように成り立つようにやろうって言よったんやけど 結局もうカメラ撮る側・動かす人、固定にしてやっとるけん 今「スイッチして撮って!」って言われたら多分撮れんよね、もはや。 ー TO BE CONTINUED... プロフィール紹介 SEABASS LURE LAB. ウィル 特技:カメラを向けられるとすぐエンターテイナーモードになる KY 特技:レアルアー遭遇とオシャレ動画制作・編集 YouTubeチャンネル【シーバスルアーラボ】を運営する、「シーバス漫談家」。 Angler’s Outlet Baseを主催するなど活動の幅を広げる、最高にハッピーな2人組。
スコープ

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